自然災害に備えて〜キュービクル更新〜

昨年末から年始にかけて、高圧受電設備(キュービクル)の更新工事をしました。
キュービクルは工場全体の電力供給を担っていて、
省エネや将来の設備増設を支える土台となる、重要な設備です。
老朽化のため数年前から更新を検討していたのですが、
業務への影響を最小限に抑えられる年末年始の休業を活用して工事ができ、とてもありがたかったです。
基礎工事から完成まで !ー 水害対策を考慮ー
① 基礎・骨組みの設置

重量物を長期間安全に支えるための土台づくり。
とても重要な工程です!
② コンクリート基礎の完成 ー 水害対策を考慮した設計に

今回の更新では、水害対策のため基礎の高さを従来よりも高く設計しました。
当社は海のすぐ近くにあるので、台風シーズンの満潮時などに浸水するリスクがあります。
過去の状況を踏まえて、万が一浸水した時にも受電設備を守れる高さに設計し直しました。
近年は自然災害リスクについて考える機会も増えていて、こうした「備え」の重要性を改めて感じています。
③ 受電用支柱の設置

電柱の設置は高所作業のため、安全管理を徹底しながら進められます。
電力インフラの骨格が整い、いよいよキュービクル本体の設置へ。
④ キュービクル本体の設置

省エネ性・安全性・保守性を考慮し、
今後の設備増設にも対応できる仕様となっています。
⑤ 工事完了

フェンス設置などの安全対策も含めて、長期にわたって安心して使用できる環境が整いました。
更新前と比べて、外観もすっきりしました!
攻めと守りの設備投資
今回のキュービクル更新は、生産能力を高めることには直接関係する設備ではありません。
でも、
- 突発停止のリスクを減らせる
- 安定した生産計画が立てられる
- 将来の省エネ・省力化設備導入にスムーズに対応できる
このように、
製造自体を止めないため、安定した生産のため、そして将来のための大切な投資です。
「攻めの設備投資」と「守りの設備投資」、どちらも必要です。
自然災害に備えた設備が役に立つことがないのが一番なのですが、立地条件や環境を想定して設備計画を立てておかなくては、と思います。
工場レイアウト変更と新規設備導入も
2月中旬から下旬にかけては、工場内の大規模な設備レイアウト変更と、新規設備2台の導入を予定しています。
省エネ・省力化を進めながら、生産性も向上も図る取り組みです!
今後のブログでその様子もご紹介していきます。
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